猛者日記

理系高校に通う文系のブログ

心のOLが暴走し始めてる

OL。OLが心を支配してくる。

26歳でペットにウサギ(名前はモモ)飼ってて、付き合って5年、同棲して3年の彼氏がいて、『そろそろ結婚してもいいころかな』、『ああ、私、この人と、後の人生共にするんだなぁ』、なんて思ってた矢先に、彼が『会社に好きな人が出来た』だって。バカみたいよね。『あーあ、私、アラサーでひとり身になっちゃったよ』なんてモモに話しながら泣いちゃった。私これからどうすればいいんだろう泣。

っていう感じのOL。

 

僕は、主軸としては少年ジャンプを毎週読んでるレベルの漢(オトコ)なんですね。で、そこから枝分かれしていくつかの人格(っていうと大げさだし中二病っぽい)があって、OLはその中の一人なんですけど、最近そのOLの暴走が激しくて、他の枝から栄養を奪って、めちゃめちゃ大きくなりつつあるんですよ。

 

で、まあ本題なんですけど、最近、外国人の男の子がかわいくて仕方がないんですよね。いや、これ俺はやばくないんですよ。俺の中のOLのせいなんですよ。

普通にテラスハウス毎週みてるくらいに止まっててくれれば、まだ良かったんですけど、ウチのOL、元カレの影響でしょっちゅう映画観るんですよ。ラヴ・アクチュアリーとか観ては元カレと一緒に観た時のこと思い出して泣くんですよ。で、観なきゃいいのに、3か月1回くらいのペースで思い出の映画を観ちゃうんですよ。

話を戻しますけど、そういう流れで映画に出てる、白人の子役に明るいんですね。なんなら、子役目当てで映画観るんですね。それがモロに本体(自分)の私生活に影響を及ぼしてる。

 

ここからは本体が話しますけど、もう白人の子役が可愛すぎるんですよね。もう心をOLマインドが支配しつつあって、止められないんですよね。

 

分かりやすい例えだと、ターミネーター2あるじゃないですか、

f:id:ippanshisei:20170820161006j:plain

前は当然、シュワちゃん目的で観てたんですけど、いまやもう、この頃のエドワード・ファーロング君、目的で観てるんですよね。

f:id:ippanshisei:20170820161658j:plain

もう可愛い通り越して、美しいんですよ。いまや彼もおっさんになって、ホーム・アローンのマコーレ・カルキン並みに壮絶な人生送ってますけど、

f:id:ippanshisei:20170820162117j:plain

それでもやっぱりこの時は最高。

後は、ぼくのバラ色の人生のジョルジュ・デュ・フレネ君とか、

f:id:ippanshisei:20170820163951j:plain

リトルランボーズのビル・ミルナー君とか

f:id:ippanshisei:20170820164130j:plain

ITのリメイク版とか海外ドラマだけどストレンジャー・シングスに出てる、フィン・ヴォルフハルト君は最高に可愛いんですよ。

f:id:ippanshisei:20170820164749j:plain

特に、フィン君はワールド・トリガーのアニメ見てたりだとか、twitchでマリオやってたりだとか、ちょっと日本好きなナードっぽいところも、めっさ好感持てる。(お気に入りだからもう1枚)

f:id:ippanshisei:20170820164654j:plain

 マジで可愛いな。

ってことで、気付いたら中盤からOLに支配されてました。深刻。

もう僕の身体は7割くらいをOLが占めてます。誰か助けてください。

とりあえず家に帰って、応急処置としてグラップラー刃牙を全巻読もうと思います。

 

おわり

Air/ドラクエを、俺に

ドラゴンクエストⅩⅠが発売された。

現在、高校3年生。同級生の50%以上が受験勉強に励む時期。自分もその中の一人。

当然、ドラクエⅩⅠは"買う"。

いや思い返せば、心に迷いはあった。受験生という罪悪感のせいだ。発売直前まで、俺はドラクエⅩⅠをプレイしてはいけないと思っていた。ドラゴンクエストが自分の人生にどれだけ影響を与えたかを考えずに…。予約が遅れて、受け取りが8月2日になったのだってそのせいだ。(普通は7月29日にプレイし始める。)あの時もっとドラクエを考えていれば…。

でも、人間は振り返ってばかりじゃ前に進めない。金は払った。後戻りはできない。これはもう決定事項。あとはドラクエⅩⅠを楽しむだけだ。

覚悟はいいか?オレはできてる

この夏、俺は勇者になる。

しかし問題が起きた。

発売日、世間はドラクエⅩⅠに沸いた。世間の熱が俺の日常に干渉し始めた。

考えることと言えばドラクエⅩⅠのことばかり。やることといえばドラクエⅩⅠのネタバレ回避ばかり。

ドラクエ欲を抑えきれなくなった俺は、あの時の心の迷いを後悔した。どうせ買うのになぜ早めに予約しなかったのか?なぜドラクエを自分にとっての悪としたのか?

もう、受験なんて関係ない。5日も待てない。いまの俺に自制心なんてない。しかし、手元にドラクエはない…。

そんなとき、自分のゲーム棚から一筋の光明が差し込んだ。

VのDS版のリメイクがあった。

初めて触れたドラゴンクエストがⅤ。思い出は多い。

ヘンリー王子の部屋にある、隠し通路が丸2日見つからなかったこと。パパスが死んで泣いたこと。なめてかかったブオーンにボコボコにされたこと。そのブオーンを倒すときにフバーハスクルトなど防御呪文の有用性を知ったこと。フローラを選んだ友人と本気でケンカしたこと。パパスの敵であるゲマを倒して、もう一度泣いたこと。

例を挙げればキリがない。

久しぶりに開いたドラクエⅤはラスボスを倒す直前だった。

DSのドラクエⅤが2008年だから9年の間、俺は世界平和を放置していた。

ビルマウンテンを下って、オラクルベリーのカジノで遊んでいた。

「世界を救わなきゃいけない。」

使命を持った俺の意志は強かった。5日かけてクリアすればいい。ドラクエⅩⅠが発売されるまでに戦力を揃えてやる。ラスボスを倒してやる。そう思い、エビルマウンテンに向かった。

思っていたより周りの雑魚が弱かった。何だか嫌な予感がした。

気付いたらもうラスボスの前に辿り着いていた。バトエンで見たことあるから、そうに違いない。ちなみにその一つ前の部屋の宝箱は開けられていた。そう、おそらく俺はボスの目の前まで行ってゲームをやめている。今となっては分らないが、おそらく世界を救うのに躊躇したからだ。もしかしたらこういう状況になることを見越して、現在の俺がラスボスを倒すことを期待していたのかもしれない。過去の自分が誇らしく思える。

まだ準備不足だが、とりあえず目の前のミルドラース(ラスボス)と戦おうと思った。

負けたっていい。なにせ8年越しのボスだ。せっかくなら骨があるやつと戦いたい。俺にこの5日間を楽しませてほしい。

結論から言おう。ミルドラースは弱かった。嫌な予感の正体はこれだった。通りでボス戦までの雑魚に手ごたえがなかった。

やつは第二形態まであった。普通だったらプレイヤーが絶望の淵に沈むような場面だ。でも、俺は切に第三形態を願った。こんなに弱いわけがない。ドラゴンボールフリーザだって第四形態まであった。ラスボスがザーボンごときと同じじゃ困る。

だが、願いも虚しく、ミルドラースは倒れた。仲間は一人も死ななかった。何なら中盤のブオーンや一つ前のゲマの方が手こずった記憶がある。なんだこれは。

ボスはマーサ(母親)の敵であるというのにあまり気持ちも乗ってこなかった。たぶんマーサのことはストーリー上じゃ、人伝いにしか聞いてこなかったからだ。俺のイマジネーションが足りてなかった。まだ見ぬ母親に思いをはせることができなかった。

それゆえ、俺は幼少期に冒険をともにし、ことあるごとにホイミをかけてくれた父、パパスの敵を討って物語を終わらせたのだろう。俺は8年越しに過去の自分の思いを踏みにじっただけなのだ。8年前の俺は、もう一度初めからやり直して、母親の思いも辿っていくつもりだったのかもしれない…。

 

 

最後のボスは倒した。

だが、現実に対処できないオレは固く心を閉ざしてしまう。

約束の時が来る。

迫り来る受験全滅の危機。

死の淵へと追い詰められる浪人。

ⅩⅠ発売とともに発動へと導かれる人類補完計画

己の現実に抗い、夢を需要する人々の頭上にドラゴンクエストシリーズが舞い下りる。

暴かれる欺瞞を嘲笑うかのように。

 

 

この次も、サービス、サービスゥ!

 

おわり

ジャンプから見る恋愛観

人は何歳まで純粋な心を持てるか?

「いつまでも純真無垢でいたい。」これは人間に芽生えてしまう一種のパラドックス。人間というのは純真無垢になることを願った瞬間、それとは駆け離れた存在に成り果てる。

 

しかし、僕ら、男はそんなことを願う必要がない。何故なら男はジャンプを買い続ける限り、少年であり続けられるのだから。

「たかが漫画雑誌ごときで?」こんなことを聞くやつもいる。愚問。無駄無駄無駄。努力を知った方がいい。ジャンプから学べ。

ジャンプの正式名称は『週刊少年ジャンプ』。少年と付けてるのだから、これを読む僕らが少年じゃないとは言わせない。

それに比べて女。

性差で使い分ける二面性。恋愛のためには友人を切り捨てる非情さ。友情なんて欠片もない。さっさとジャンプを読め。

女同士では下世話な会話をして人の悪口で会話を埋めつくしたかとおもえば、表面では薄っぺらな正義を掲げてくる。ナチュラルメイクはガッツリメイクの隠語だし、性格美人は顔面ブサイク。顔面美人は僕らに一生振り向かない。

女が言ってる純真無垢なんてものは、幻、陽炎、蜃気楼。男の純粋な願望が生み出した虚構が彼女たち。悲しきシンゴジラどもめ、僕がまとめて凍らしてやる。僕らの勝利は決定事項。悔しいのなら、ジャンプを読め。

 

ここからは「友情・努力・勝利」すべて足りてない、非・少年ども、非・ジャンプ読者どもに告ぐ、本題。

 

しかしその前に、ここで「では何故ヤングジャンプがあるのか?少年からヤングにならないのは何故か?これはお前が成長しないだけの話ではないのか?」こんなことを問うてくる無粋な輩もいる。成敗してやるわ。

男にとってヤングジャンプは少年ジャンプの代替品じゃあない!

男は少年ジャンプもヤングジャンプもどちらも買う。それにマガジン、サンデーだって買う。ヤンチャなやつはチャンピオンだって買っても良い。でもジャンプへの愛を忘れるな。だって男は少年である限りジャンプ愛を失うことなどないのだから。

 

いつか、恋愛心理学でこんな話を聞いたことがある。

「男は初めてになりたくて、女は最後になりたがる」と、これは男が初めての女性を大切にするのに対して、女は最後の男を大切にするということらしい。

あまりにも酷くないだろうか?女は男と一度別れれば、それまで。はい、サヨナラして次なる恋を謳歌する。純真無垢とは何だったのか?こんなもの純粋ではなく非道である。お前らには感情すらないのか?

その点、男は未練がましく元カノを思っている。今までの元カノ全員が自分に好意を持ってると思ってる。ヤバイ。しかしこの考えこそ本当の純真無垢。元カノだって同窓会で再会すれば、元の関係に戻ると思ってる。いやマジで男の未練はやばい。

 

でも僕の考えでは、この男女の恋愛観の違いこそジャンプにつながる。

男が一生ジャンプを買い続けるのに対して、女は、ちゃお→セブンティーン→CanCam→non-no→AneCan→女性自身→週刊文春 という経歴を辿る。

ラストの2つがこの落差。女=マリアナ海溝ですか?

しかも俺が許せないのはこれら全て、一度も同時期に買ってないということ。

女は昔の男を忘れるように、漫画の内容だってすぐ忘れる。それゆえ今、めちゃモテ委員長がどれだけ委員長してるのか、どれだけめちゃモテてるのか知らない。(これだけははっきりさせとくけど、ちゃおを読まなくなったお前らの数十倍はモテてる。)

そう女に永続的な愛などない。彼女たちは欲望のままに過去を捨て去るモンスター。

 

しかしこんな哀しきモンスターを生み出したのは、夢見る少女じゃいられなくしたのは、僕ら男じゃないのか?

大人になれない僕らの強がり1つ聞かずに、女性が大人になるのは当然じゃないか。

 

もっと激しい夜に抱いてやれば良かった。NoNoそれじゃ物足りないってか…。

そう女は皆、誰もが相川七瀬。夢見る少女を本気な嘘に溺れさせてやろうよ。

だから、僕らだっていつまでも少年のままじゃいられない。でも、たまには少年に戻りたい。そんな時はコンビニに行こう。毎週月曜日。(合併号と月曜が休日の時は気を付けて。)300円あれば僕らは少年。大人も少年もどちらも持ち合わせた男になろうよ。

つまり今回、何を言いたいかってのは、男は女に優しくしないと痛い目見るよってことです。終わり。

おつかれゴーちゃん。

皆さんはゴーちゃん。をご存知ですか?

f:id:ippanshisei:20170501180234j:plain

ゴーちゃん。とはテレビ朝日の公式マスコットキャラクターであり、テレビ朝日の番組で、天気予報のアシスタントやクレヨンしんちゃんに出演など多岐にわたる活動を続けています。

そんな人気者・ゴーちゃん。冠番組こそが、『よふかしゴーちゃん。&おはようゴーちゃん。』。

これはゴーちゃん。がテレ朝の番組を紹介する、いわゆる番宣番組。テレ朝のマスコットであるゴーちゃん。の仕事内容としては最も王道のものだと言えるでしょう。しかも『よふかしゴーちゃん。』に至っては月曜~金曜の帯番組。出演料もなかなかのものでしょう。

しかし今回、問題なのはこれらの番組の放送時間。

f:id:ippanshisei:20170501181439j:image

お分かりでしょうか。

ゴーちゃん。週の半分以上が終業時刻2:35かそれ以降となっております。もちろんこれは24時間表記。とんだブラック企業でございます。

f:id:ippanshisei:20170501191203j:plain

こんな風に番組中に眠ってしまうのも仕方がありません。

しかし、これよりもっと劣悪であるのは『おはようゴーちゃん。』の始まる時間。朝の4:50。これを週の始まりに持ってきて、さらにそれより25分前倒ししたものを週の終わりに持ってくるテレビ朝日。人間のやることではありません。

『おはようゴーちゃん。』の放送日、当然ゴーちゃんはその前に『よふかしゴーちゃん。』にも出演しているわけです。つまりゴーちゃん。の睡眠時間は月曜日・2時間15分、金曜日・2時間35分。

f:id:ippanshisei:20170501180234j:plain

隣にいるひよこが寝ているのも無理はありません。むしろここで怖いのはゴーちゃん。何故あそこまで輝きを保てるのか?目が黒いのは模様ではなく、くまではないのか?

僕はゴーちゃんが心配でたまりません。

またゴーちゃん。のレギュラー番組は上記の二つ以外にも、スーパーJチャンネルの天気コーナーの平日全て、毎週日曜午後6時からは『ゴーちゃん。Lab.』という企業の宣伝番組にも出演しています。後者は社会人からしたら休日出勤でございます。

ちなみにテレビ朝日ゴーちゃん。出演番組の一覧に『よふかし&おはようゴーちゃん。』は載っていませんでした。テレビ朝日による時間外労働の隠蔽かもしれません。

また、ゴーちゃん。にGWなどありません。あるのは、5月4日・5日にテレビ朝日本社で行われる誕生日パーティーに、また同日、4日朝4時からはゴーちゃん。主演の長編アニメが地上波初放送となっています。

 

分かりましたでしょうか。ゴーちゃん。の労働環境は現代社会の闇をはっきりと投影しています。客寄せパンダとはよくいったものです。

僕にはここまでこき使われても、めげずに笑顔を与えてくれるゴーちゃん。のことを僕は涙なしで見ることが出来ません。

いつの日かこう言える日を心より願ってます。

『おやすみゴーちゃん。』 おわり。

ここが平安なら、ぼくは那須与一

那須与一はズルい。ぼくの感情は憧れと嫉妬でグッチャグチャ。愛憎とは我のこと。

 

那須与一とは平安時代の弓の名手である。

彼を一躍有名にし、日本史という名のスターダムを駆け上がらせた事件がある。

それが、扇の的打ち抜き事件!

これは当時、合戦の最中であった平家軍が「海の上の舟で扇の的をかかげた」つまりは敵である源氏を挑発したことが発端となる事件。

これに対して、岸にいる源氏側は、弓の名手・那須与一を送り出す。彼は馬に乗って岸から扇の的を狙い、見事命中。

この那須与一に対し両軍が拍手喝采、皆で彼を称えたという逸話である。「平家物語」より。

 

いやたしかにカッコいいよ。

俺だって、つまらない歴史の授業の中、この話を聞いたときだけは、少年マンガ的な逸話にひどく感動した。那須与一はこの瞬間、弓の一発で歴史に名を残したのだから。まさしく、その時歴史が動いたのだから。

だがしかし!だがしかし、だ。俺はもっと大局を見据えてほしい。これは歴史だぞ。歴史。

日本の長い歴史の中でこんな隠し芸程度のことで、ここまで名を轟かせていいのだろうか。こんなしょーもない歴史のたった一幕で名を残したのなんて那須与一くらいのものである。

なんならこれはおかしくないか。

こんなもの月刊ムーが、陰謀論を唱えても仕方がない案件だ。

誰が教科書にこんなもの通したのか責任問題である。

 

そう、もう一度言う、那須与一はズルい。

壮大な時間というフィルタで、みんな気付けなくなってるだけであって、実際こんなことは、土曜日にテレビつけりゃ芸能人がクソほど挑戦してる弓を使った一発芸。

もっと言えばアーチェリー選手なめんなという話だ。

那須与一なんぞ、現代だったら売れないタレントか、代表落ち程度のアーチェリー選手になってたろう。

日本人は800年以上の間、那須与一に騙され続けている。

 

 

しかし、これだけ貶してきたけれど、やはりどこかで彼に憧れてしまう自分がいる。むしろそっちの方が大きい。嫉妬も辿れば憧憬になるのだろうか。

何故俺はこんなにも那須与一に惹かれるのだろうか?

たしかに、テーブルクロス引きじゃここまで惹かれることはなかった(ひいているのにいかれない)。

では俺は何に惹かれたのか?

弓である。弓に惹かれたのである。

俺の人生辿ればリンクの武器といえば弓だし、金田一少年の好きなエピソードだって、被害者の死因は犯人の仕込みボーガンであった。人生ことあるごとに武器は弓。振り返れば弓がいるものである。

ただ弓使いという属性だけに騙される私ではない。

さらに、この話で那須与一は人を殺めてないのである。人を殺さずに歴史に名を刻んだ。

時に歴史とは反逆者たちの物語である。時の政府、幕府、社会に歯向かい、その時々に真の世の中を手に入れる者、これが多いし、記憶に残りやすい。

しかし、那須与一は誰かを倒すわけでも、また倒されたわけでもない。周囲の期待にただ応えたのである。

これはつまり不殺である。俺の憧れていた緋村剣心の生き方をなぞっているのだ。

こんなものお子さまランチである。俺の好きな要素しかないじゃないか。

人の憧れを2つも背負い、那須与一は歴史の上に立ったのだ。

 

どうやら那須与一は800年以上前に俺の的も射抜いてたらしい。おーわり!

YUIとJ(ジャンプ)アニメと私

小学生。公園。夕方。5時の鐘。

家に帰れば程無く、テレビ東京でジャンプ系列のアニメが始まる。

D.Grayーman、銀魂BLEACH青の祓魔師NARUTO...、海外でも人気を誇る看板作品が並ぶラインナップ。個人的には、名前を見ただけで痛々しい思い出を掘り返してしまうものばかり。あの頃、大声で叫んでた必殺技は、10年近くたった今でも同じテンションで暗唱出来る。

 

amazonに三千円払って入会したPrimeVideoで、ガッシュベル観てたら、そんなことを思い出した。(ガッシュベルは、ジャンプじゃないし、夕方でも無いし、世代でもないけれど)

 

ということで、小学生の頃観ていたアニメのOP集をYOUTUBEで観ていた。二つ気付いたことがあった。

一つは、懐かしさは曲からくるのだ、ということ。正直、OPの映像なんてのは、1フィルムも覚えて無かったけど、聴き覚えのある曲は大抵口ずさめた。逆に聴き覚えないのは見てなかっただけとも分かった。OP映像の中で、知らん敵キャラがボスっぽさを出していた。

 

そしてもう一つは、俺はYUIが大好きだったということ。

 

ジャンプ系アニソンにおけるYUIの曲は凄い。

今回の本題はこれ。

文章が収まらないので、今回は一曲だけ紹介する。

 

YUIのRollingStarという曲がある。 

BLEACHの曲で、当時6歳の俺にクリーンヒット。毎日のように口ずさんでいた。

 

 

女性シンガーソングライターとして、一時代を築いたYUIのロックナンバー。

まず、曲の構成から良い。Aメロからサビに行きつくまでの時間が約30秒という短さ。ちなみに2回目のサビも一度目のサビ終わりから約30秒後に来る。このムダの無い、シンプルさがカッコいい。

 

そして、そのストレートな曲調に乗ってくる歌詞が、

君のFighting Pose 見せなきゃ Oh!Oh!

である。昔、国語の授業では、文に続く「―(ダッシュ)」にはどんな意味が込められているのか?という話がよくあった。

ここで「―」にあたるのは「Oh!Oh!」である。

何故ゆえ、YUIはここで歌詞に、アメリカの風を吹かせたのか。よく考えたら、その前の「Fighting Pose」からおかしい。

曲としては、「きぃみのファーイティーングポーズ ギャギャッ ギャギャッ(ギターのブラッシング部分) みーせなっきゃ Oh!Oh!」となる。

まず、ここでの「見せなきゃ」は、「見せなければ、お前はOh!Oh!」(恫喝)ではなく、「ほら見せなきゃ!」(催促)である。

つまり、ここでYUIはコチラ(君)に「FightingPose見せちゃいなよ!」のノリで話しかけている。完全にジャニーズの距離の詰め方。

曲の歌い方はCOOLだが、そこはYUIなりの照れ隠し、内容ではコチラにHOTなノリで、「見せなきゃ」の末尾には「Oh!Oh!」をつけるご機嫌さを届けてくれる。ある種のツンデレプレイである。

さらに照れ隠しなのは、「君のFighting Pose」と「見せなきゃ」の間に生じるギター(ギャギャッ ギャギャッ)である。コチラを面と向かって応援する恥ずかしさのあまり言い淀んでしまったのか、はたまた一度、溜めを作ることで、その後の見せなきゃを強調したとも考えられる。どちらにしろ、YUIがコチラを思うがゆえの「ギャギャッ ギャギャッ」なのだ。

 

そして、そこかサビが 

夢にまで見たような世界は
争いもなく平和な日常

でも現実は日々トラブッて

たまに悔やんだりしてる

そんなRolling days

最高。

男子小学生というものは「争いもなく平和な日常を夢見ているキャラ」を夢見る生物。ここで強調したいのは、このキャラは実際には様々な事件に巻き込まれているということ。理想の中では、いつも平穏を望みながら、仕方なくトラブルに巻き込まれている。でも、なんだかんだピンチの仲間は助けに向かう。努力をせずにいつも無気力でいながら、本気を出したら一番強い。一人だけ違うベクトルを向きながら、一番強い。

止まらない。

ともかく男子小学生とは、こういった矛盾を持った存在になりたいという願望がある。

自らのしょうがなくやってる感じと、他からの頼りにされる感じ。この二律背反が小学生の永遠の目標である。

現実では、人生の中で最も平和な日常を送っているに関わらず。

 

この曲は、そんな人生で最もどうでもよい願望を持ってた小学生の頃の心を、大人になった今、再び卍解させる。

バーのマスターになりたい

世の中で一番オシャレな職業。

それは、バーのマスター。

バーのマスターは時に優しく、時に寄り添うように客を見守る。

嬉しいことがあれば、甘くて多幸感のあるカクテル。悲しいことがあれば、やけ酒する客が飲むカクテルのアルコール度数を低くして、その悲しみを明日まで引きずらないよう、気を使ってくれるだろう。

 

 

朝六時。マスターの朝は早い。健康を維持するために、毎朝のトレーニングが欠かせないのだという。

「体力ないと、この仕事出来ないんです。『お客さんのニーズを考えて、頭をフル回転させながらカクテルを作る』これが凄い大変なんです。」

 

 予約した客、一人一人に合わせたカクテルを作るために、マスターは毎朝、材料を厳選しにいく。

「人の心はカクテルに似てるんです。なんて、少し恥ずかしいですが…笑。でも、本当にその人の心に合ったカクテルっていうのがあるんです。私はその正解をだし続けなきゃいけないんです。」

 

マスターの店までの移動中、話を聞いた。

Q.結婚はしないのか?

すると、マスターはバツイチで、妻のところには、もうすぐ小学生になる娘もいるという。毎月、養育費を払っているが、娘には中々会えないそうだ。

「客の心に気づいて、どんなときでも寄り添おうとしてる奴が、家族の心に気づけなかったなんて皮肉ですよね…笑」

マスターは悲しく微笑んだ。

 

店に到着した。

マスターの店は会員制で予約は1年半待ちだという。

「本当はお店広くして、もっとお客さんに来てほしいんですが、やはり、私一人だとこの広さが限界なんです」

マスターは店で私情を挟まない。客の心の機微を読み取る際に、それは不要だからである。マスターは客の心にただ、寄り添うだけなのだ。

 

午前三時、マスターの一日が終わった。

 

「私は一人一人の人生全てに責任は取れません。でも私の店に来てくれてる時間はその人の人生の良い瞬間になってほしい。ただ、それだけです。」

 

マスターは今日も働く。客の心をなぐさめるでも、一緒になって歓ぶでもない。ただそっと寄り添うだけなのだ…。

 

 

なんか、途中からマスターの話になってました。バーのマスターみたいにダンディーになりたいです。

 

情熱大陸LIVE BEST

情熱大陸LIVE BEST