これは、数少ない友達に聞いてみた「名前にウォーズが付くものといえば?」の質問結果である。集計4名(内、1名無回答)。全てに一票ずつ。
たった4人でよく回答が別れたと思う。
しかし、私も自力で出せるのはこのくらい。正直、仮面ライダーウォーズなんかは思い付いたか怪しいところ。でも、待って欲しい。仮面ライダーウォーズより有名なウォーズがいますよね?
そう、ウォーズマン。
キン肉マンに登場するロボ超人。
『ウォーズといえば?』の問いに対して、私が一番最初に頭に浮かんだのはウォーズマン。何故、1人としてウォーズマンが出なかったのか。こんなに、当てずっぽうでも出てきそうな名前なのに…。
ここで仮説を二つ。
仮説1、私の周りでは誰もウォーズマンを知らない
仮説2、質問に対して、◯◯ウォーズという形が浮かんでしまった
個人的には仮説2を推したい。というより、仮説1を認めたくない。だって、日本男児がウォーズマンを知らないはずがないのだ。 あのロボット超人の悲哀に心を熱くしたはずなのだ。
私がこんなに仮説2を推しているのは、二つ理由がある。1つは祖母の家で読んだキン肉マンのウォーズマンを忘れられないから。
もう1つはウォーズマンのキャラクターは覚えやすいからだ。持論だが、『名詞+マン』のキャラクターは覚えやすい。超人だからスーパーマン、アンパンの人だからアンパンマン、キン肉の人だからキン肉マン。全員、名が体を表しているのだ。名前と体が一緒だから、片方分かればもう一方も思い出せる。シンプルだからこそ、キャラクターとしての強度が高い。
さて、そこでウォーズマンはどうでしょうか?
今の理論なら、名前さえ言えば顔はすぐに浮かぶはず…。ということで、もう一度、友人たちに質問をしました。
私「ウォーズマンって知ってる?」
友人A「ウォーズマン…?」
私「ウォーズマンって知ってる?」
友人B「ウォーズマン…?」
私「ウォーズマンって知ってる?」
友人C「ウォーズマン…?」
私「ウォーズマンって知ってる?」
友人D「(無視)」
現実を思い知らされた。私の周りの人間関係においてウォーズマンの認知度はゼロ。ゆでたまご先生の時代は終わっていた。
戦争の人だからウォーズマン…?たしかに、これじゃあ、何が何だかわからない。知らない奴がその名を聞いてもロボ超人だとは気づけない。
最後に1つ質問をした。『キン肉マンって知ってる?』彼らは、キン肉マンについては知っていました。キン肉マンは知っていて、ウォーズマンは知らない。そう、ゆでたまご先生は終わってなどいなかった。ごめんなさい。
では、終わっていたのは私の友人関係…?
しかし、ここまでの結果を考えると、やはりウォーズマンはウォーズ四天王の中で最弱。というか、他の3つは作品のタイトルですし。私の友人関係はまだ終わってなどいない。それに比べて、スピンオフがあるとはいえ、ウォーズマンは作中の1キャラクター。何が四天王という感じですよね。そう、ウォーズマンの盛衰は、私が思い出補正により、勘違いをし続けていただけ。悲しい一人芝居を続けていただけでした。
以上、ウォーズマンに関する2016年末の考察です。
ウォーズ(戦争)というのは時に勘違いから始まるもの。勘違いには気をつけましょう。