猛者日記

大学生のブログです

夏休み

朝。6時半に起きる。やらなきゃならないレポートを2つ無視して滑り込みで7月中に夏休み突入。2単位諦める価値を頑張って見出そうと思いつつ朝からリタイア。図書館に返しそびれ続けた本を返すため、どうにか体を動かす。

 

返却期限は昨日までだから、図書館が開くまでにポストにいれなきゃならない。図書館が開くまでなら昨日扱いで済む、みたいなTSUTAYAシステムで運営されてるのかは知らないけど。とにかくいまの自分に出来ることは出来る限り早く、借りた本を返すこと。ナニワ金融道のエンディングみたいな心持ち。

https://youtu.be/L1pw3d-fmqQ

 

7時には身支度を整えて図書館に行く。図書館に行くという用事だけで、文化的な生活をしてる気分になる。小学生のとき「せいかつ」って授業ありましたよね。どんな内容とか全く覚えてないけど、教科書の表紙に手が泥まみれの少年がいたことだけは覚えてる。あいつも今年で20歳になるはず。そろそろ手を洗うべき年頃じゃないかな。

 

ただただ国道沿いを歩き続けて15分かかる図書館に行くのには、そこそこなモチベーションがいる。それに早朝とは言え、梅雨から急な猛暑に変わった気候。国道のコンクリートと猛暑。想像し得る限り、最もバッドなコンビネーション。心を強くもたなきゃならない。

そんなこと思いながら、図書館への日陰ルートを考えていたら、近くに美味しいパン屋あることを思い出した。早朝に出来たてのパンを買って家で食べる。とても心地よい生活。帰りにパン屋によることをワクワクしながら図書館へ向かう。

 

道中にセブンイレブンで涼む。パン屋で買うためのポケットマネーがなかったことを思い出して、ATMを使う。そのまま出ていこうとしたらレジ横にハッシュポテトが置いてあるのを見つけてしまった。パンとハッシュポテト。想像し得る限り、最もグッドなコンビネーション。心が昂ぶる。

気の利いた店員さんがレンジで温め直して渡してくれた。とても嬉しい。寝起きの身体に熱々のハッシュポテトの塩気が染み入る。パンとのコンビネーションはどうしたとかそういうことじゃない。美味しいが正義。

 

小学校の横を通る。小学生が辺りに見えない。小学生よりも早起きの自分が誇らしく思える。何歩か歩いて、小学生はもうすでに夏休みに入ってることを思い出して少し凹む。

 

図書館に到着。開館してないことをしっかり確認してポストに入れる。物を借りて返す。これだけで文化的な人間である気がしてくる。手紙を書くことがまた娯楽として受け入れられる未来があるような気がする。久々にポストに物を入れた感覚は快感でそんなこと思った。

 

帰りもあるからまだ半分。ここまでの道中でそうとう暑さに参った。パン屋に寄ることを思い出して立ち直る。ふとセミの声が耳に入ってくる。暑さが増すような気がしたので、イヤホンを取り出す。

パン屋に向かい歩きながらradikoPUNPEEのラジオを聴く。鳥山明が書く漫画はフィギュアのように立体化するとよりポップになると言ってた。なるほどたしかに。特に悟空が未来のバイクみたいなのに乗ってるやつが好きと言ってた。とても同感。

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悟空が乗り物に乗ってるフィギュアが一番良い。

 

パン屋に着く。何だか店先が暗いと思ってたら、"機械の不具合で本日開店しません"と張り紙がしてあった。機械の不具合て。いや不具合かよ…と、まあ不具合なら…の気持ちがちょうど半々。

 

悔しいので、セブンイレブンでハッシュポテトをもう一回買って家に帰る。

 

帰ってきて部屋のクーラー付けて、クーラーが効くまでシャワー。汗を流して、涼しくなった部屋で2度目の睡眠。

 

文化的な生活はまだ遠い。