7時半起床。今季の講義は終了したというのにこの時間に起きてしまう自分が悲しい。
朝ご飯を食べる気にもなれないので、寝ながらスマホをいじる。AmazonPrimeに大量に追加されていたいろはに千鳥を見る。
気付いたら9時。いつの間にこんな時間が…。驚きと後悔が半分ずつ。
おもむろにのびをして身体を起こす。オンラインに次ぐオンラインで肩と腰はバキバキ。頭はガンガンする。起き上がるとすでに痛い。
朝起きる時、ベッドの上に体育館にある縄みたいなやつを吊るしておいて欲しい。
毎朝あれを掴んで腕の力で起き上がりたい。
逆に起きる時以外は絶対邪魔だから消えてて欲しい。
とはいえオンライン講義なくなってしまうのも困り物だ。防疫意識が高いとかではなく、単純に朝早く起きて登校するのがめんどくさいのだ。
本当に自分は意識低い系である。でもそんな意識が低いところが自分の好きなところなので、低さも極まればなんとやらというやつじゃないかな。調べたけどそんな言葉なかったけど。
まあこんな心持ちでは、キャンパスに通えなくて悲しんでいる友人や新入生には合わせる顔がない…。
けどこれも仕方ない。元々まともに登校にしようとすれば1時間以上かかる生活をしていたのだ。そんな生活が、今年から急に自宅でオンラインである。一度経験してしまっては、もう元の生活に戻れる訳が無い。
1時間分の眠りはでかい。コアラマットレスよりも効果がある。
こんなことゆご飯食べながらウダウダ考えてる間にもう11時。これが相対性理論の力である。アインシュタインの正しさを身をもって実感する。
バンドの方の相対性理論が聴きたくなったのでかけながら支度。たぶん宇宙に一人になっても初期の相対性理論を聴き続けてると思う。音楽を流す機械がなくても、相対性理論は脳内で再生出来るのでへっちゃらである。
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ずっと家にいても疲れて何も出来ないので近所のルノアールに向かう。平日のルノアールは客の数もまばらでゆったりしてる。
とはいえルノアールに来てもやるのはレポートである。課題の量が尋常ではない。夏休みの宿題からは中学あたりで卒業したと思ってたのに。
おそらく全ての教授が自分の講義の課題しか考えてないに違いない。一週間でこの量ならやれるでしょ、と教授が思ってる分が×10コマある。一週間が10日あっても終わるか否か。当然もう提出しないのがデフォ。とはいえ優等生だから全部出してるんだけど…。
終わりが見えないのは辛い。こう考えるとオンラインは最悪である。1時間通学してた方がはるかに楽。
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カフェでぼんやり窓に目をやるとずっとどんよりしてる。そろそろ夏が来ても良いはずなのにいっこうに梅雨。まあ外出てもカフェにこもりきりなだからほとんど関係ないんだけど。やっぱり晴れてないと心が淀む。晴れて暑くないのがベスト。
今年は夏になったら何が出来るだろう。毎年夏が来てもほぼ家にいるだけだから関係ないはずなのに、禁止されると色々やってみたくなっちゃう。とはいえ優等生だから家からあんまり出ないんだろうけど…。
久しぶりに本でも読みたい。
本を読んでる時だけは読み終わるまで他の事が出来ないからあまり手が出しにくい。前に山手線で本を読んでしまって、結局1周半して目的地で降りた事がある。今年はどうせ家出る用事もないからたくさん読みたい。色んなジャンル読みたい。前に適当に図書館行って適当に選んだ本が、タモリさんが坂を紹介するだけの本で、地味だし興味がある内容ではないのに、それはそれは心地よい面白さが内包されてた。ああいう読書体験をまたしたい。
あとは、やっぱり映画もみたい。一回見たやつを見るのも良いかもしれない。
久しぶりにサマータイムマシンブルース観たいな。四畳半タイムマシンブルース期待しかない。
ヨーロッパ企画ならドロステも早く観に行きたい。地元でやってないから日比谷とか行こう。
この前、日比谷の弁護士事務所でバイトした時、目の前にミッドタウンのTOHOシネマズがあって羨ましかった。
弁護士事務所のバイトは事務とかじゃなく単なる肉体労働だったので、ヘトヘトになってすぐ帰宅してしまったのが悔しい。早く映画観に行って帰るだけの1日を過ごしたい。
それと夏の夜は気持ちいいのでコンビニまでアイス買いに行くのも良いかもしれない。
色々やりたいことあるや。
今年の夏もやりたい事たくさんあったから大丈夫そうでした。